ウユニを夢見て苦痛をしのぶ

どうも。ma34jpです。

ラ・パス2日目ですが、高山病に悩まされ続けています。
朝、少しは良くなりましたが、依然食欲がなく、食べ物がノドを通りません・・・。


この日は、ラ・パスからウユニというところまでバスで10時間の移動です。


ウユニには、何があるかというと、ウユニ塩湖という、塩の湖があるのです。

雨季には水が張りますが、水底が白い塩のため、湖面が鏡のように見えるのです。
乾季になると、水底が現れ、塩の結晶が顔を出します。その時の湖は一面真っ白になるのです。




さて、体力を戻すべく、街に酸素ボンベを探しに行ったのですが、行った全ての薬局で「無い」と言われ続け、若干の絶望感に浸っていました。


とあるカフェでフルーツジュースを飲み、仮眠したらだいぶ良くなってきたのが幸いです。
だいぶ良くなったといっても、

  • 食欲不振 → ジュース飲める
  • けだるさ → 人と目を合わせることができる
  • 頭痛 → 頭を振らなければ大丈夫


いやー、マジ高山病きっつい。


バスが19時ごろ出発なので、それまでに見つからなかった酸素ボンベ探し中に撮ったものを紹介しておきます。



↑ムリリョ広場。側に大統領官邸と、国会議事堂がある。



↑山までギッシリの家。土砂崩れとかおきたら被害がすごそう。
そもそも、斜面に家作る気合がすごすぎる。



タンポポみたいなんですが、葉っぱがブヨブヨしてる。



無事にバスに乗り込み、出発したのですが、これが10時間の悪夢の始まりでした。

↑バスターミナル。悪夢の扉。


道路が舗装されていないので、ガタガタ。
→ガタガタにより、体が揺れまくる。
→体が揺れまくるということは、頭も揺れまくる。
→頭を振らなければ大丈夫という状態のわたくしが、否応無く頭が揺れる
→地獄

はい、1人地獄のフロー完成です。


最初は良かったのです。道が舗装されていたので。
2時間くらい。


その後、ウユニに近づくにつれ、ありえない横揺れ・縦揺れが襲うのです。



えっとですね、8時間くらい経った時に、ふとエアーピローを首にせず、背中と背もたれの間に置いてみたのです。


すると、どういったことでしょう!エアーピローが揺れを吸収し、頭の揺れが抑制されるではありませんか!


エアーピローすげぇ!

この化学式すげぇ!!


この喜びを、バスに乗っているみんなに伝えたかったのですが、まだ明け方なのでぐっと我慢しました。



↑はい。エアーピローのおかげで、苦痛を和らぐことができたので、調子に乗ってバスから外を撮ってみました。
本当にこんな道なんですよ。ガタガタなんですよ。



まぁ、過酷さから体も慣れてきたのか、高山病も少しずつ治まってきました。



ちなみに、ラ・パスの街では、首絞め強盗というのがいるらしいです。
旅行者に背後から近づいて、首を絞めて失神させ、金品を奪う。と・・・。
5秒で失神してしまうようなのですよ!


日本人旅行者から聞いた話によると、先日、日本人が首絞め強盗にあって、カメラやお金を盗まれたようです。


いやー。知り合いの知り合いという若干身近な人がそういう目にあったという話を聞くと、用心深いわたくしですが、さらに用心深くなってしまいます。

30秒おきに、後ろを振り返るよう心がけております。



首絞め強盗、まじやべぇ


いまのところ、わたくしは無事です。



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